ニューヨークテニス生活 ニューヨーク郊外でテニスしている主婦の奮闘記です。

最近土曜日に行ってるコートが、今週工事中で使えないため、今日はエイコさんのお誘いで、スラム街（って大げさな･･･）の治安の悪い地区でテニスしてきました。
”ガラが悪い”とか”怪しい格好の人が多い”とか”女性はいない”とか散々コワイ情報を先に入れられたので、じゃぁ今日のコンセプトは「社会科見学。低所得層（失礼！）のテニス世界を垣間見よう！」とのことで、私もスコートはやめて、ショートパンツで参加してきました。←さすがに長パンツだと私の方がアヤシイ人になってしまうので･･･。

コートに着き、最初に出会ったのが、レイっていうフィリピン人の若い男の子。（年齢はわかりませんが、多分私よりは年下かな～）で、次にミングという中国人？のおじさん。そしてエイコさんと4人でミックスダブルスをしました。
レイもミングもサーブとフォアハンドストロークが上手で、私は”いつも一緒にやってる、日本人のおじ様方よりよっぽど上手だわ”なんて思っていたのですが、ネットプレイがイマイチで、全体的にミスが多いんです。ん～やはり日本人のおじさんたちの方が、ラリーは続くなぁ・・・って感じ。
私はミングと組んで、6-4・6-0で勝ちました。今日は何故かサーブ、ボレーが好調でした。

この二人、ちゃんとナイキの白のテニスウェアを着ていて、とってもまとも。「なんだ～ちゃんとした格好してるじゃん」ってエイコさんに言ってたんだけど、そのうち続々と怪しい格好のおじさんたちがやってきて、あっという間に4面が埋まりました。
なんだか怖くなって、”このゲームが終わったら帰ろう”と思っていたのですが、話してみると、みんなフレンドリーで初対面の私でもすんなり受け入れてくれました。

一人、2メートル近くありそうな黒人がいたのですが、「ご一緒してもいいですか？」と勇気を出して聞いたら、あっさり入れてくれて、男性3人に混じって乱打できました。
この黒人（名前忘れた）、バスケの方が得意らしく、ラケットを振ってる姿は全然似合わない･･･｡すごいのはフォアハンドストロークのみで（それでもミスが多い）、ネットプレーは私の方がうまかったよ。スマッシュもポカッって感じ(^_＾ )ノ。　スマッシュ大好きな私は、”やった！2メートル男に勝った”と勝手に喜んでました。

一人のおじさん（ガイって名前だったかな？）には、「来週から平日の午後6時にも来るように」って言われましたが、ちょっと無理ですぅ。

レイが1番感じよくて、結構カッコ良くて、しゃべってもNice guy でしたね。日焼けした私はフィリピン人と同じ肌の色になっていて、ガイ（か誰か）に「この二人が結婚したら、子供の顔が予想できて面白い」って言われました。←どうしてそこまで発展するのかねぇ。あり得ないっす。
エイコさんは「ヒロミは結婚してるのよ！」ってすかさず突っ込んでました。はい、その通りです。

今日はいつもと違った雰囲気でテニスできて、とっても新鮮で刺激的でした。本当にアヤシイおじさんが多かったけど、テニスってどこ行っても共通のスポーツで、テニスっていいなぁ、と感じる日でもありました。
乱打の最中、右足のつけねの裏の筋肉がピリッてなり、肉離れしないうちにさっさと切り上げてきたのですが、明日はテーピングかサポーターしないとまずいかな～家でケアしているうちに回復してきましたが、右足で踏ん張れないとバックハンドスライスがきつい･･･。毎日のようにどこかしら痛める自分が情けないです。